令和五年の勅題「友」の懐紙と、干支「卯」の懐紙がご用意出来ましたので、和紙専門店Washi-naryの店頭およびオンラインショップにて販売を開始しました。令和5年度の勅題「友」。濃茶・薄茶・紅茶・コーヒーなど世界中で形は違えど楽しまれるお茶の時間。国を越え、文化を超え、友として共に笑いながらお茶を楽しむ。そんな願いを透かし模様に込めております。干支「卯」。身軽に跳びはね、素早く走る兎を透かし模様にしました。上下反転させても使えるよう、また1枚毎に懐紙の上下が変わるように仕上げており、少しだけ遊び心を込めてみました。昨年に続き製作した勅題と干支の懐紙。
たかが懐紙ではありますが、その年ならではの意味や願いを透かし模様で表現し、懐紙に込めております。また、普通サイズ(女性用)だけでなく、大判サイズ(男性用)のご用意もあります。KAIとは「『懐紙』を通じて日本文化に原点『回帰』する事で、日本人の『世界』観を『改』めて見直す」ためのブランドです。懐紙の製作はもちろん、ブランド独自に展開する懐紙の卸販売等もお気軽にご相談下さい。懐紙作家 辻󠄀晃一・辻󠄀将之
【写経が新登場】美濃和紙の懐紙ブランド「KAI」より、写経(般若心経)が新登場。懐紙の“書く”という用途から派生した商品です。写経用紙は平滑性があり筆の滑りも良く、滲み止めがしっかり効いているので滲まず裏写りもしません。また、罫線のない無地の写経用紙のため、ほかのお経の写経や、写仏や梵字などにもご利用可能です。新型コロナウィルス感染症で緊急事態宣言が出されるなど、自粛が増える昨今ですが、おうち時間の過ごし方として写経で心を整えてみてはいかがでしょうか?
【おりがみが新登場】美濃和紙の懐紙ブランド「KAI」より、おりがみシリーズが新登場。懐紙の“折る”という用途から派生した商品です。折り紙シリーズは、透かし和紙・小倉紙・リバースペーパーの3種類で、それぞれにカラーバリエーションがあります。新型コロナウィルス感染症で緊急事態宣言が出されるなど、自粛が増える昨今ですが、おうち時間の過ごし方として折り紙を楽しんでみてはいかがでしょうか?
この度、美濃和紙の懐紙ブランド「KAI」に新たな懐紙シリーズが2種類登場しました。ひとつめは、マニラ麻の原麻100%を使用した和紙「小倉紙」を懐紙原紙に使用した、「小倉シリーズ」。もうひとつは、工場内で出る廃棄予定の和紙100%を使用した和紙「リバースペーパー」を懐紙原紙に使用した『リバースシリーズ』。これまでの懐紙とは、表情も紙質も異なる懐紙シリーズ。使い方の幅もぐんと広がります。「小倉シリーズ」「リバースシリーズ」の懐紙の詳細はまた改めてお伝えさせていただきます。懐紙作家 辻晃一/辻将之